ChoiceRESERVE以外の製品・サービスについては動作保証外となります。必ず使用方法や注意事項等をよく理解した上で、ご自身の判断のもとでご利用ください。 万が一、損害・トラブル等が生じた場合も責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。また、操作手順や画面キャプチャーも環境により異なる可能性があります。
CSV出力したデータをExcelで開くと、エラーになったり、思った通りのデータ形式で読み込めないことがあります。
これらを防ぐためのヒントをご案内します。
・電話番号の先頭にある「0」が消える(ゼロ落ち)
例)090 →「90」、0123 →「123」
・数字だけの項目が日付型や数式で表示される
例)12345678 →「1.E+07」
・住所の番地が日付に変換される
例)1-2 →「1月2日」
CSVエディタで編集する
CSVをExcelで開くと、データを自動的に解釈して変換されてしまうことがあります。CSVエディタ等を使うと、データが自動変換されることなく簡単に編集することができます。よく使われているCSVエディタをご紹介しますので、お試しください。
・LibraOffice(Windows / Mac)
Googleスプレッドシートで編集する
Googleスプレッドシートを使うと、ゼロ落ちすることなく、セル内に改行がある場合も簡単にファイルを開くことができます。ただし、利用にはGoogleアカウントが必要です。また、データを外部にアップロードすることになりますので、情報の取り扱いについては社内規定等を確認の上でご利用ください。
[STEP1]スプレッドシートを開きます
[STEP2]CSVファイルをアップロードします
1.メニューの[ファイル]→[インポート]を選択
2.[アップロード]を選択し、ファイルをドラッグ&ドロップして「選択」をクリック
3.インポート形式を選択して「データをインポート」をクリック
Excel-Power Queryエディターで編集する
Power Queryエディターを使うと、データを開いた後で自動変換(文字化け・意図しない0落ち・日付化等)された列の型を変更できます。
Power QueryエディターはExcel2016以降の機能です。Excel2010/2013の場合はアドインをインストールすると利用できるようになります。
[STEP1]ExcelのPower QueryエディターでCSVファイルを開きます
1.メニューの[データ]→[テキストまたはCSVから]を選択
2.開きたいCSVファイルを選択
3.区切り記号が「コンマ」になっていることを確認し[OK]
[STEP2]自動変換された列の型を変更します
1.右の[クエリの設定]パネルの[適用したステップ]リストの[変更された型]を選択
2.自動変換されたくない列の列見出しを右クリックし、[型の変更]>[テキスト]を選択
CSVデータをワークシートに取り込みます
[閉じて読み込む]ボタンを押すと、CSV のデータが「テーブル」として取り込まれます
Excel-テキストファイルウィザードで編集する
[ファイル]タブ→[オプション]→[データ]→[レガシーインポートウィザードの表示]の「テキストから(レガシ)」のチェックをオンにする→OK
セル内に改行が存在するファイルはテキストファイルウィザードを使うとうまく開くことができないため、テキストエディタなどで改行を削除しておく必要があります。
[STEP1]Excelを開きます
ファイルを指定せずにExcelを開く
[STEP2]ファイルを開きます
1.メニューの[データ]→[外部データの取り込み]→[テキストファイル]でファイル選択画面を開く
2.読み込むCSVファイルを選択
[STEP3]テキストファイルウィザードで形式を指定します
1.「カンマやタブなどの区切り文字によって・・」を選択し、「次へ」ボタンをクリック
2.「区切り文字」で「カンマ」を選択し、「次へ」ボタンをクリック
3.数値扱いしたくないフィールドを選択し、「G/標準」→「文字列」に変更
※「ログインID」「郵便番号」「電話番号」など、文頭に「0」が入る可能性がある列を「文字列」に変更します
4.「完了」ボタンをクリックし、データをどこに取り込むか選択